ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

そんな笑顔を見ると、ドクンドクンと胸が苦しくなる…。



どうしてこんなに苦しいの……。




ゆあにふれると、心臓がドキドキドとすっごく早く動いて…。




「ゆあ…?」



「ん?なあに?あっ高くしすぎた?大丈夫?」



少し気の強いところもあるけど、ゆあは優しすぎる。初めてあった時から…。いまも僕なんかの心配をしてくれる。



「うんん、大丈夫だよ。ねぇ、ゆあって心臓がドキドキする理由知ってる?」




「え?ドキドキ?うーん……ドキドキする時は怖い時とかにするんじゃない?」




ゆあのことが怖い?……それはない。



「あっでも、わたしトマトンジャー見てるとドキドキする!!トマトンジャーが好きだからね!!」

< 14 / 387 >

この作品をシェア

pagetop