ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
そんな笑顔を見ると、ドクンドクンと胸が苦しくなる…。
どうしてこんなに苦しいの……。
ゆあにふれると、心臓がドキドキドとすっごく早く動いて…。
「ゆあ…?」
「ん?なあに?あっ高くしすぎた?大丈夫?」
少し気の強いところもあるけど、ゆあは優しすぎる。初めてあった時から…。いまも僕なんかの心配をしてくれる。
「うんん、大丈夫だよ。ねぇ、ゆあって心臓がドキドキする理由知ってる?」
「え?ドキドキ?うーん……ドキドキする時は怖い時とかにするんじゃない?」
ゆあのことが怖い?……それはない。
「あっでも、わたしトマトンジャー見てるとドキドキする!!トマトンジャーが好きだからね!!」