ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

そう言う結愛ちゃんだけど、僕から離れようとしない。




「ねぇ……レトがあの時言ってたのは嘘だった?」




「あの時?」




「レトはわたしのこと…好きじゃないの?」




「…それは…秘密。」





「なにそれ……わかった、もういいっ…ひゃ!?」





「結愛ちゃ……っ!」




足元の玄関マットがずれて結愛ちゃんがバランスをくずした。

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