ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

レトに寄りかかる。




あぁ、暖かくて…優しくて、安心する。




すぐに眠ってしまい、とんとんっと肩を叩かれて目を覚ますと降りる駅に到着するところだった。




「大丈夫?疲れたよね、歩ける?」




「だ、大丈夫!大丈夫!寝ちゃってごめん!」




「ううん、結愛は朝早かったし。疲れるに決まってるよ、気にしないで?」




レトと2人きりで家まで歩く…本当に幸せな1日だったな。




家の前に着くまでは…。




「あ、レトっ!待ってたんだよぉ!!」





「な、サ……サミ?なんでここに…っん!」




突然、美女がパッと現れ…レトに抱きつきレトにキスをした。




…な、なにごと?


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