ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

わたしが覚えていたら、どんな風になっただろう…。



やっぱり……。



すごく、レトが好きだよ。



明日が最後になっちゃうのは…いやだ。




レトのそばにいたい。




うん…明日は先輩にもレトにも正直に話そう…。





夢の中なのになんだか不思議な感覚のなか、そう決心した。




ーーー……。




ん…、朝だ……。




ソファから身体を起こすと、ベッドにレトが眠っているのが見えた。

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