ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「志内さん…お兄さんのこと、好きなんだよね?」




「っえ?ど、どうゆうことですか…?」




「今日1日一緒にいて、ほとんどお兄さんのこと考えているように見えたから。こういう関係の僕の予想、結構当たるんだけど…どう?」




まさかの展開に、頭がついていかない。




まさか先輩に気づかれていたなんて。




「そ、の…わたし…海先輩が好き、でした。でも先輩の言う通りでわたしは…。」




「うん。今日の志内さん見てたら気づいちゃうよ。」

< 262 / 387 >

この作品をシェア

pagetop