ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「あっそうなの?残念。」



「あの、わたしなんかが何言ってるんだって感じなんですけど、先輩はこの後必ず素敵な人が見つかるので…!」




「だめ。これ以上言ったら、意地悪しちゃうよ?…とにかく待つから。」




っ!



わたしの唇に指を当てる。





ちょっ……なにこの状況…。





どうすればいいの?




絶対この状況、海先輩にもレトに対してもよくない!

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