ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
「は…?お願い??なんで…。」
「結愛ちゃんが僕のお願い叶えてくれたからだよ。そのお返しさせて?」
「え?は?…わたしなにかしてあげたっけ??」
むしろ傷つけまくってるような…わたし口悪いからね。それは自分でも自覚してて。
「結愛は僕と友達になってくれて、それに一緒に遊んでくれて……僕、ずっと人間と遊びたかったんだ……」
っまた色気たっぷりただよわせてそんなことをいう…このケモノに『結愛』って呼ばれると、無駄にドキドキする。
「たくさん遊んでくれて結愛には何度も叶えてもらった………好きの気持ちは消せないけど、結愛には嫌われたくないから…結婚するお願いは叶えなくていいよ、もう。」