ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「レト…なんでっ…なんでそんな優しいの?」




「そうよ、レトは人間に甘すぎると思う!」




「優しいとか、甘いわけじゃなくて元々悪いのは僕だし、不安になるのは当然でしょ?」





こんな純粋な王子様いる?人間じゃありえないよこの純粋さ。




「っレトごめんね、ひどいこと言って。レトのこと信じてるから、だからっ…。」





「ふふ。うん、大丈夫だよ。よし、この話は終わりにしよ?あっ!結愛が好きなコロッケ冷めちゃう!」




「もう…レトったら!あっねぇレト〜。サミにあーんして!」

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