ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「そんなことないよ?」




「いいのに…。」




結愛はまだこういうことする時、まだ少し緊張してる感じがする。





もちろん、僕だって緊張してるけど。





「じゃあ、結愛が息するの上手になったら次に進めようかな?」





「なっ、なにそれ!!」





あはは。少し意地悪した時の結愛はむくれながらも、顔を赤く染めるのがめちゃくちゃ可愛い。





「あっ、朝ごはんはなに食べたい?」





「話しそらした!」





「ふふっ。久しぶりにフレンチトーストとかどう?」




「っ食べたい!!!」





「ふはっっ!…もー可愛すぎっ!」





あー…幸せだな。





王子としてより、結愛とこうやって過ごすことの方が断然に幸せ。

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