ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「あっごめん!大丈夫?」




「うんっ…。」




「ふんっ…あっそうだ、今日ね使用人たちがベッドを届けてくれるみたいだから!」





「え?なんでベッド?」





「こ〜んなちっさいベッドじゃ、レトと2人で寝るの窮屈じゃない?まあレトも2人なら狭くてもいいんだけどね!組み立てるのに時間がかかりそうだから朝のうち届けなさいって言ってるわ。」




…またそんなこと言って…サミ、僕と結愛が両想いってわかってるよね?




ん?朝のうち…?





「あっ!!結愛!!学校は!?」




起きるのがいつもより少し遅れたけど間に合うかな!?




「あ、学校なんだけど…レトの近くにいたいからしばらく休むことにしたの。楓に伝えたから大丈夫。」




えっ僕のために?




「でも学校休んだら先生から何か言われるかも…。」





「大丈夫!楓のお父さんが担任の先生だから!」

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