ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「きゃーっ!ですって、レト?さぁ部屋に案内してあげなさい。」




「分かりました…では、失礼します。」




そうしてレトの部屋に向かう。




「ごめんね、結愛…。僕の両親だいぶガツガツしてるでしょ。あ、ここが僕の部屋だよ。」




と言って扉をあける。





「っ!?えぇ!?ここがレトの部屋なの!?」





わたしの家の広さの3倍近くあるんだけど!




「うわぁ…本当全部すごいね。じゅうたんもふっかふか!わっ!あのベッド、送られてきたのよりさらに大きい!」




レトの部屋にはシンプルで、置いてるものも必要最低限って感じだけど一つ一つ高級感がある。




って、わたし…は、はしゃぎすぎたかな…。




「…と、とにかくステキなお部屋だね!」




「そうかな。あまり部屋のものにこだわりとかないんだけど、そう言ってもらってよかった。これから結愛が使うものとかは揃えていくから、欲しいものとかあったら言ってね。」

< 331 / 387 >

この作品をシェア

pagetop