ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
「きゃーっ!ですって、レト?さぁ部屋に案内してあげなさい。」
「分かりました…では、失礼します。」
そうしてレトの部屋に向かう。
「ごめんね、結愛…。僕の両親だいぶガツガツしてるでしょ。あ、ここが僕の部屋だよ。」
と言って扉をあける。
「っ!?えぇ!?ここがレトの部屋なの!?」
わたしの家の広さの3倍近くあるんだけど!
「うわぁ…本当全部すごいね。じゅうたんもふっかふか!わっ!あのベッド、送られてきたのよりさらに大きい!」
レトの部屋にはシンプルで、置いてるものも必要最低限って感じだけど一つ一つ高級感がある。
って、わたし…は、はしゃぎすぎたかな…。
「…と、とにかくステキなお部屋だね!」
「そうかな。あまり部屋のものにこだわりとかないんだけど、そう言ってもらってよかった。これから結愛が使うものとかは揃えていくから、欲しいものとかあったら言ってね。」