ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
「え……レトが…どうしたの?」
「ひっく…あの後アンタを騙すために演技をしてたって謝られて、それからずっと1人で力と闘ってて…ひっ……もしかしたらまたアンタと一緒にいれるかもしれないって…人間でいれるようにずっと耐えているの…でも、もうレトは限界なの…。レトを助けられるのはアンタだけ…っひく…。」
「……ぐ……て。」
「…は?なに……「今すぐに連れてって!!!」
早くレトに会わせて…いますぐに……わたしに出来ることならなんでも…助けさせてほしい!!
「…アンタがそういうのは分かってたわ、きて。レトが連れてきた時はなにも症状がなかったでしょうけど、今回はあたしだからあっちに着いた時に気分が悪くなると思うけど…。」
「全然そんなのいいからっ…早く!」