ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「ご、ごめっ!!えっごめん!!」





「…っぷっ。あはははははっ。」





中身もなんも変わってないんだ。






よかった…。





「結愛が笑うの久しぶりに見た。やっぱり結愛めちゃめちゃ可愛い。」





…こんなことサラッと言うのも変わってない。




「…それはわたしもだよ、レトが無理してない笑顔が見たかった。今やっとみれたよ。」





「たくさん支えてくれてありがとうね、ほんと…。」




「ううん…わたしがそばにレトがいて欲しかったからやってきただけだよ。」




「結愛、好きだよ。」




っキス…。




「「ちょっと!!!!」」





「あんた、これ以上このあたしの前でレトとイチャイチャするなんて…やっぱり許せそうになれないわ。」





「はぁ…兄様、美しいよ…。」





そ、そうだった…ここにはサミちゃんもラトくんも……レトのお母さん、お父さんさんもいたんだった!



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