ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
「……うん…。」
結愛が顔を赤らめて、潤んだ瞳で僕を見上げこくんと頷いた。
うわ、可愛すぎ。
…そこからは、快感と幸福感以外なにも考えることなく結愛をたくさん愛した。
ーーー……。
「結愛、好きだよ。」
結愛の乱れた髪をなおしながら伝える。
「なんか、レト…少しエッチな感じになった。」
結愛がぼそりとそう言った。
「なんか、僕も自分でそんな感じがする…。」
結愛に触れるのが久々だからなのはもちろん、成長を迎えてより強くっていう欲求が止められなくなった気がする。
「なんだか結愛に触れたいって思った瞬間にいつもと違う感覚になっちゃった…ちょっと強引だったね、痛くなかった?」
「…うんん、すごく幸せ…だったよ。」
やばっ。
「あぁもう…結愛のせいっ。」
たくさん満たされたはずなのに、もう結愛が欲しい。