ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「結愛ちゃんに喜んでもらえて嬉しい。夜ご飯も頑張るね。」




食器を持って片付けようとした。




「えっちょっ!さすがに洗い物はわたしがするよ!!」




「大丈夫だよ、ほら座ってて。」




「いや、これは譲らない!」




「ちょっだめ…!!結愛ちゃんにはやらせない!!」




「だめはこっちのセリフ!!」




そう言い張ってお互いお皿のとりあいをする僕たち。




「はぁはぁ…わ、わかった。じゃあ一緒にやろ、ね?」




「…わかったよ、僕だけでできるけど結愛ちゃんが諦めそうにないから、一緒にやる。」

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