ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ

「ごめんってば、そんな拗ねないでよ〜…ふふっ。拗ねると子どもみたい。」




「む…僕、子どもじゃないし!!」




結愛ちゃんと僕、同い年でしょ!




「あはっ分かってるって!!お風呂の入り方分かる?レトくん?…くふふ」




もう!!……今度は僕がからかう番。




「じゃあ、分かんないから一緒に入ろっ…結愛。」




顔を近づけてそう言うと、案の定真っ赤になった結愛ちゃん。




「は!?…っひゃ!!なにすんの!?」




「なにって、服脱がなきゃお風呂入れないでしょ?」




「ばかあ!!急にわたしの服めくらないでよ!!っていうか本当に一緒に……!?」

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