ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
バタバタと走ってお風呂のほうに行った結愛ちゃん。
ふふふ。
…僕が結愛ちゃんと一緒のお風呂なんて、入れるわけないけどね。
色々我慢できそうにないもん。
結愛ちゃんと同じ布団に入った時、どれだけ心臓がうるさかったことか…。
…きっと今日は一緒の布団で寝させてもらえないだろうなあ。
……1人になり、本当に結愛ちゃんに会えたことを実感する。
結愛ちゃんのお願いを叶えるまでの間、一生懸命思い出を作ろう…そう思った。