ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
「結愛ちゃん、明日………っ!?…な、な、なんだ…寝てる…。」
レトに抱きついて、困らせていたなんて知るはずもなかった。
ーーーー……。
「…っんん〜よく寝た……あれ…レト…?」
となりにいるはずだと思ってたレトが、隣を見てもいない。
なぜかわたしはとても不安を感じて、バッとベットから立ち上がる。
「……レトっ!?」
「あっ結愛ちゃん。ふふ、おはよう!」
レトがオムライスを手にしてそう言った。
「………よかったああ…。」