ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ
「ん?なにが??」
きょとんとして、わたしを見つめてる。
「…レトが……レトがいなくなったのかと思った…っひゃ!?」
やだ……なんか声が震える。
っ…!?レトに腕を引かれて、ぎゅうっとレトの腕に抱きしめられる。
「…ごめんね、怖い思いさせて…いなくなるわけない…勝手にそんなことしないよ。」
「…うん……約束だよ?」
「できるに決まってる。こんなに可愛い結愛ちゃんを、僕から手放すわけないから。」