好きになった人
信頼できる同期だと思ってたのに…
何だか裏切られた気分だ。
「点滴交換、行ってきます!」
交換する点滴をトレイに入れて、詰所を出る。
嫌な事があっても仕事に支障をきたすわけにはいかない。
気持ち入れ替えなきゃ!
「斉藤さん。おはようございます!点滴交換しますね」
940号室の斉藤は私の顔を見ると、慌ててベッドから起き上がる。
「?斉藤さん、寝てていいですよ」
「美咲ちゃん!吉野先生にいじめられたんだって⁉︎」
「えっ?」
まさか、病室にまで…
「…いじめられてないですよ!もう、どこからそんな話が」
斉藤さんの話を聞きながら、点滴交換をおこなっていく。
「昨日、詰所に寄ったら美咲ちゃんと吉野先生が言い争ってるのを見ちゃったんだよ!」
斉藤さんは、40代の働き盛りの男性だ。
ややポッチャリの体型でいつも暑そうにしてる。
「あれは患者さんのことで話してただけですよー。お互い少しヒートアップしちゃっただけです!」
「でも、あの発言は言い過ぎじゃないかなぁ。と僕は思うよ!」
「ありがとうございます。でも、気にしてませんから。吉野先生は普段そんな事言う先生じゃないですし。斉藤さんの内視鏡も上手にやってくれますよ」
何だか裏切られた気分だ。
「点滴交換、行ってきます!」
交換する点滴をトレイに入れて、詰所を出る。
嫌な事があっても仕事に支障をきたすわけにはいかない。
気持ち入れ替えなきゃ!
「斉藤さん。おはようございます!点滴交換しますね」
940号室の斉藤は私の顔を見ると、慌ててベッドから起き上がる。
「?斉藤さん、寝てていいですよ」
「美咲ちゃん!吉野先生にいじめられたんだって⁉︎」
「えっ?」
まさか、病室にまで…
「…いじめられてないですよ!もう、どこからそんな話が」
斉藤さんの話を聞きながら、点滴交換をおこなっていく。
「昨日、詰所に寄ったら美咲ちゃんと吉野先生が言い争ってるのを見ちゃったんだよ!」
斉藤さんは、40代の働き盛りの男性だ。
ややポッチャリの体型でいつも暑そうにしてる。
「あれは患者さんのことで話してただけですよー。お互い少しヒートアップしちゃっただけです!」
「でも、あの発言は言い過ぎじゃないかなぁ。と僕は思うよ!」
「ありがとうございます。でも、気にしてませんから。吉野先生は普段そんな事言う先生じゃないですし。斉藤さんの内視鏡も上手にやってくれますよ」