氷帝に愛された闇の女帝
黯「私が望めばお前は帝になるだろう。勿論別世界のな。」


愚弄「そうですね。ですが、いくら黯様と言ってもその願いはタダで聞くわけではございませんよ」


黯「それ位は分かっている。だが、こんな素性も知らない女を見る方が可笑しい」


薄ら笑いを浮かべた。


愚弄「黯様は、私が何を望むか分かっていらっしゃるのですね。」


黯「お前の願いを何度叶えたことか、主に借りがある執事もいない」


愚弄「それは、私より黯様の方が早かったではございませんか。」


黯「お前が力を使ってはならないと言うからだ。」


2人がしたのは体力勝負、力を使ってる男に使ってない女が負けるのは当たり前


愚弄「私のことを良く分かっていらっしゃるでしょう。」


黯「確かにほかの奴よりは知っているだろうな。」


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