恋しても 될까요?
「そろそろ帰るか、送ってく。」
「いい!すぐそこだから!銀斗は怪我してるんだし大丈夫!」
「すぐそこでも送る。こんな時間にお前みたいなやつが1人とか危ねえ。自分の容姿良いってこともっと自覚しろ。」
…っえ?今なんか褒め言葉飛んできませんでしたか?気のせいですか?
こんなトゲトゲした銀斗くんの口からすごく嬉しい褒め言葉が出てきましたよね?聞き間違いですか???
私がぼーっとしていると「おい、早く行くぞ。」と言われて手を引かれた。
本当に家まで送ってくれ、銀斗とはお別れした。
なんだろう、なんかすごく楽しかったしずっとさっきのこと考えてる。なんでだろ?
よくわからないけど私は疲れていたので眠りについた。