恋しても 될까요?








「ほんとによくわかんない銀斗って。」













私は銀斗にそう言ったけどフル無視された。











そしてなぜかミラーから銀斗の顔を見ようとしたら隠された。そんなに顔見て欲しくないの?ますますわかんない。なんなんだお前は。



















……ピロリン。

















「あっ、私のケータイだ。」

















東さんからのメールだった。東さんは私のマネージャーさん。














「明日の撮影夜景だから8時スタートって言ってたけど訳あって他の撮影入っちゃったんだ。リョクが大丈夫なら5時から頼みたいんだけど大丈夫か??」


















明日は遅めのスタートだから少しゆっくりしてから行こうと思ってたのになあ。ちょっと残念だけどそんなの通用しないし仕方ないか。














私は大丈夫ですとメールを返信しスマホをポケットにしまうと目的地に着いたらしいバイクがスピードを落とした。












「ついたぞ。」






















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