恋しても 될까요?







夜風が頬を撫でて気持ちいい












それに加えて銀斗の暖かい背中













こんなに心地いい場所は他にあるだろうか















我を忘れて銀斗の暖かい背中に顔を寄せていた。側から見たらまるで恋人だ。
















「っおっおい寝てんじゃねえさっきからずっとまっすぐ行ってんぞ」















「っえ!?さっきの信号右だよ何してんの」












私は気づけば銀斗に甘えた形になっていて恥ずかしくて私が悪いのに銀斗を罵倒した。













「知らねえよお前が寝てるからだろ」














どんな顔して話してるんだろう?本気で私が寝てたと思ってるのかな?それだとまだバレてないから良いんだけど…












銀斗の耳が赤いのは気のせい?気づいてないよね?見えてないよね?














「ごめんって次右」















「ん、」















こうして銀斗のそばで銀斗と話している時間が最近多くなった













でもそれを嫌じゃないむしろもっとと思う私は何?










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