月の光、太陽の影
穂詩は私たちと5mほど離れたところで立ち止まっていた


なにやら足のふくらはぎをさすっている


「どうした?痛む?」


花薫が駆け寄る

穂詩は顔をあげると笑顔で「大丈夫、大丈夫」と言った


「歩くのきついか?」


望月くんも穂詩に近づく
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