月の光、太陽の影
「う、うちは…望月くんのこと、見てる」

「え?」

「だから…その、わかんない?」


鼓動が激しくなる

顔も熱くて、でも見えないのが幸いだった


しばらく沈黙が続いて、私は切り出す



「望月くんがすき」



歩みがピタッととまる
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