月の光、太陽の影
「今日、放課後教室な。」


「へ?」


「じゃ。」



すたすたとどこかへ言ってしまう望月くん。

何を言うまでもなく去っていってしまった。


「えー?ご指名ー?」

穂詩が茶化す

花薫は何かを言いかけて口を閉じた。


「ま、またお説教かなぁー?はは、」


苦し紛れに私は答える
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