月の光、太陽の影

ノンフィクション

私も笑った


あながち間違いではなかったからなおさら。


「ちょっと」


場違いな低い声


声の主を見上げると私の机に手を置いた望月くん


「え?」


間抜けな声で返答


「南風、さん。借りていいですか?」
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