月の光、太陽の影
「ねぇ、旭の話すんのやめてくれる?目障り。」


冷めた目で私を見つめる


重ねていた面影が一瞬にして消え去った


「旭くんと、知り合いなの?」


「え、まさかまだ気づいてなかったの?俺らは双子。旭は俺の兄貴。」


思考が停止した。


え?双子?旭くんの?
聞いたことない。小学校のとき望月くんなんて子いなかったはず。
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