月の光、太陽の影
「例えば…望月くんとか!」


「えぇ!」


私と花薫の声が重なる


「え、なに好きなの!?」


花薫が身を乗り出して聞いた


私は穂詩をじっと見つめる



「いやいやいや!ただタイプなだけで好きとかじゃないし!!」



穂詩は慌てて首を横に振る


花薫はえぇー?と穂詩に顔を近づける
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