月の光、太陽の影
消しゴムの行方を追うと、ばっちりと目が合った



「うわ、カウンター」



望月くんは突っ伏したまま呟いた


「さっきは誤魔化せたのに。」と一言いうと椅子のしたに落ちた消しゴムを拾ってくれた



「ありがと…」



「どういたしまして。じゃあさお礼に、このままでもいい?」
< 69 / 145 >

この作品をシェア

pagetop