月の光、太陽の影
「じゃあー、2から34までの数字の脇に自分の名前書いてけー。

第一走者とアンカーはスポーツテストの結果を見て決めまーす」


黒板を指さす催し係

みんながぞろぞろと席を立つ


「あ、ちょいちょい。雄星(ゆうせい)と望月は書かないで。お前らが1と35だから」


「がちか」「すげー」と盛り上がるクラスメイトたち
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