月の光、太陽の影
「え、俺らすか」


雄星くんと望月くんは目を丸くしてる


「…とか言って雄星、お前がダントツだったろ、スポーツテスト」


「すごいじゃん」

「いや、お前もだろ」


望月くんは相変わらず澄ました顔で「で、どっちがどっち?」とチョークを持つ


「俺はー、やるんだったら1かな」


「じゃあ俺アンカーで。」
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