月の光、太陽の影
「え、じゃあ穂詩が望月にバトン渡すのかー」


へー、と雄星くんは驚いた顔だ


「まあ確かに穂詩は頭悪いけどスポーツはできるもんね」

花薫が馬鹿にしたように言った


「んん、まあ…スポーツはどんとこい!」


特にツッコむこともなく穂詩は親指を自分の顔に向けた
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