月の光、太陽の影
「不特定多数に好意よせられても嬉しくはないだろう」

「なんか…贅沢ですね」


先生はモテるからそう言い切れるのだろう

実際モテたら選択肢無限で嬉しいばかりではないか



「違う。本当の贅沢は1人だけを独占できることだ。」



先生はまっすぐ目を見て言う

すこしドキドキした
< 86 / 145 >

この作品をシェア

pagetop