年下男子はお嫌いですか??
二人ともゲームに集中しだした頃

玄関が開く音がした
きっと最後の1人だ。


「ただいまー」

「「「おかえりー」」」

彼の名前は【立宮 宝心】

私と同じ高校に通っていてスポーツも出来る頭もいいスポーツ特進コースの1年生

高校バスケ界では有名な選手らしい

「なに?また2人でゲーム?」

「そうそう、一緒にしてるんだー」

「ふうん……、黒瀬顔近いぞ?」

いつもスマホと顔との距離が近い黒くんは宝心に注意されている

「……お母さんみたい」

ボソッと言った黒くんの言葉の通り
世話焼きでお兄ちゃん気質というか、お母さん気質なルームシェアの中で一番のしっかりものなんです、

「……あと時奈ちゃんとも近いんだけど?」

「ッ……別にいいでしょ」


「何?宝心なんか言った?」

「いんや?それよりお腹減ったなー」

宝心を睨みつけてる黒くんを放ってしい太がいるキッチンを覗く

「ふふん、今日のは美味しいぞー!!」

「おお、流石しい太、うまそー!!」

「じゃああのバカ生意気……じゃない十夜くん呼んでくるよ」


もうほぼほぼ完成したようなので
私は生意気十夜くんを呼んでくることにした


「誰がバカ生意気だ」

「ぅあおおおああドントストップオープン!!」

ぶはっと十夜くん以外の笑い出す声

「やめて……何でそんな急にぶっこんで来るの……」

プルプルしながら笑いを必死に堪えているんだろうしい太は全くこらえきれてない。

十夜くんは笑い転げてるしい太と黒くんと宝心に構わず
リビングのテーブルに座る
もう食べる準備満たんらしい


「おいしい太、飯」

「十夜何で真顔なの……僕お腹痛いんだけど…ふ、ふはッ…」

「十夜くん急に後ろ居るのやめてよ……あと3人そろそろ笑い止めて」

「隙だらけなんだよ時奈」

「十夜くん武士か忍者かな……?」

「ちょ……無理笑い過ぎてなんか体痛い」

よろよろとお腹を抑えながらリビングのテーブルに来る黒くんはブツブツ言いながらも私の隣に座った

「普段運動しないからー……」

「もう笑かさないで…」

「咄嗟になんか言っちゃうんだもん意味分かんない事」

「じゃあもう喋らないで……」

「んな無茶な?!」
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