キミのためのライブ
校門の前に立って、どうすればいいか困っているときに

??「桜花学園の学生だよね?」

背が高くて、優しそうな男の子が私に声をかけてくれた(し、しかもイケメン…)

ゆき「あ、はい…」

制服はちゃんと間に合ってよかった…じゃないと不審者って絶対思われる…

??「…どっかの部活で合宿とかあったけ?」

ゆき「あ、これはちょっと違うの…あの…教頭先生ってどこにいるかわかりますか?」

??「もしかして…転校生?」

ゆき「う、うん」

どっちにしてもこの荷物の量は怪しまれるよね…

??「俺は2年の白石颯(しろいし はやて)、教頭先生のとこいこっか、あ、荷物持つよ?」

そう言って私の持っていたキャリーケースを持ってくれた

ゆき「ありがとうございます!あ、私は小鳥遊優紀です!よろしくお願いします!」

颯「おう(笑)」

私が礼をするのを見てクスッと笑った…日本ってちゃんと礼とかするんじゃなかったの?!
と聞きたいこともたくさんあったけど、とりあえず白石くんについていくことにした
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