同居生活始まっちゃいました(仮)


俺は千秋の目の前を塞いだ。


いわゆる壁ドンとやらで。


・・・千秋は俺の顔を上目使いで覗き込んでくる。


こんな小さかったっけか。可愛すぎてやばい。


でもそんな千秋が、今あの男の先輩がいる家に入ろうとしている。


ただの嫉妬だった。でも嫉妬だなんて言えるはずもなく俺は自分の心を偽った。

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