明日の空はどんな色だろう。
疑問
♧翔side♧
「翔、蒼磨、送ってくれてありがと!」
「おぅ!」
「あぁ」
こちらに向かって手を振る莉音を蒼磨と見送る。
毎日一緒に帰っているわけではないが、朝と比べて顔に貼った絆創膏の数が増えている莉音を見ると心配になった。
帰りは何事もなく(つまずいたが転ばなかった)家まで見送ることができた。
莉音がパタンと家の中に入る。
「蒼磨」
「なんだ」
「一緒に帰ろう」
「…うん」
蒼磨と一緒に帰るのは久しぶりだ。
いつも友達とかたまに莉音と2人で帰っているから。
こいつとは幼なじみで、親友で、信頼している相棒で…ライバルでもある。
「あの鼻の絆創膏、お前があげたのか?」
「あぁ。アンパ○マンだと恥ずかしいだろうと思ってな」
「ふーん…」
確かに17歳の女子にアンパ○マンの絆創膏はダメだったかもしれない。
弟と妹たちの面倒を見てきたから、つい。
「翔、蒼磨、送ってくれてありがと!」
「おぅ!」
「あぁ」
こちらに向かって手を振る莉音を蒼磨と見送る。
毎日一緒に帰っているわけではないが、朝と比べて顔に貼った絆創膏の数が増えている莉音を見ると心配になった。
帰りは何事もなく(つまずいたが転ばなかった)家まで見送ることができた。
莉音がパタンと家の中に入る。
「蒼磨」
「なんだ」
「一緒に帰ろう」
「…うん」
蒼磨と一緒に帰るのは久しぶりだ。
いつも友達とかたまに莉音と2人で帰っているから。
こいつとは幼なじみで、親友で、信頼している相棒で…ライバルでもある。
「あの鼻の絆創膏、お前があげたのか?」
「あぁ。アンパ○マンだと恥ずかしいだろうと思ってな」
「ふーん…」
確かに17歳の女子にアンパ○マンの絆創膏はダメだったかもしれない。
弟と妹たちの面倒を見てきたから、つい。