消えてしまったあなたへ
そして俺は正気を取り戻し、街に戻ることにした。なんだかさっきやったことの全てを忘れてしまったような気がする。だけどひとつ覚えていることがあった。それは、少女が死んでしまっていて、それが、俺が殺した?くらい。そうか、、、俺は立派な犯罪者。この世から消えなければならないかもしれない。そう考えると、なんだか怖くなってくる。少女のことさえ全て忘れてしまった、、、俺は狂っている?そうして次の日がやってきた。昇降口らへんが寂しい気がする。なぜだろうか。大事なモノがそこにあったのかもしれない。そのまま教室に入ると、なんだか騒がしくない。いつも騒がしいはずなのに、今日は静かだ。俺は何をしたんだ?そう疑問を抱えながら自分の席に座る。