Last Prisoner 教師を愛した私
S1 放課後の教室
夕方。
日の傾き始めた教室でマサミと話し込んでいた。
「ねぇ、舞。舞って好きな人とか、いないの?」
ぎくっ、どきーん!
いるよ、もちろん。
先生が大好き。
でも本音とは裏腹の言葉。
「いないよー、だって彼氏とかめんどくさそうなんだもん」
「今まで男と付き合った経験は?」
「うーん、あんまりないなぁ」
マサミは驚いたように目を丸くして、
「じゃあまだエッチもしたこと、ないの?!」
こくん。
頭が縦に振れる。
「えーっ、私なんか一週間に一度はしないといられないけど」
「やりすぎじゃない?」
「そんなことないよー。みんなもっとやってるよ」
「そうなのかなぁ」
「そうだよ、バリバリやってる。あんな大人しそうな芥川さんだってセフレとやりまくってる、って噂だよ」
芥川さんはメガネをかけていて、いまどき珍しい三つ編みをしたクラス委員。
はははは、それは多分マサミがだまされてるんだよ。
それは言わなかったけど、マサミには伝わっちゃうみたい。
「あー、今心の中で『ありえなーい』って笑ったでしょ」
慌てて首を横に振る。
めっそうもございません。
日の傾き始めた教室でマサミと話し込んでいた。
「ねぇ、舞。舞って好きな人とか、いないの?」
ぎくっ、どきーん!
いるよ、もちろん。
先生が大好き。
でも本音とは裏腹の言葉。
「いないよー、だって彼氏とかめんどくさそうなんだもん」
「今まで男と付き合った経験は?」
「うーん、あんまりないなぁ」
マサミは驚いたように目を丸くして、
「じゃあまだエッチもしたこと、ないの?!」
こくん。
頭が縦に振れる。
「えーっ、私なんか一週間に一度はしないといられないけど」
「やりすぎじゃない?」
「そんなことないよー。みんなもっとやってるよ」
「そうなのかなぁ」
「そうだよ、バリバリやってる。あんな大人しそうな芥川さんだってセフレとやりまくってる、って噂だよ」
芥川さんはメガネをかけていて、いまどき珍しい三つ編みをしたクラス委員。
はははは、それは多分マサミがだまされてるんだよ。
それは言わなかったけど、マサミには伝わっちゃうみたい。
「あー、今心の中で『ありえなーい』って笑ったでしょ」
慌てて首を横に振る。
めっそうもございません。