Last Prisoner 教師を愛した私
あーあ、やっぱり私は先生が大好きなんだ…。
この気持ち、伝えられたらなぁ。
カフェでアルバイトすると決めて、私は鞄のうちポケットに手を突っ込んだ。
携帯電話で面接の予約をしよう。
まだ決まっていませんように…!
がさごそと鞄の中をあさる。
メイクポーチ。
弁当箱。
ネイルキット。
一番取り出したい携帯電話が見つからない。
あっれー???
私携帯どうしたんだっけ。
確かに鞄に入れたつもりなんだけど。
地面にしゃがみこんで鞄の中をぶちまける。
ひとつひとつ拾って鞄に入れなおすけれど、携帯電話は出てこなかった。
どこに落としたんだろ。
誰かに拾われてるかな?
私は急いで近くにあるコンビニの外の公衆電話に駆け込んだ。
あの携帯には先生を隠し撮りした写メが入っている。
誰かに見られたらはずかしいよぉー。
慌てて自分の電話番号に電話をかける。
プルルル、プルルル、プルルル。。。
「もしもし」
低くて通る、どこかで聞いたことのある声。
いつも耳が追いかけている声。
いとしい人の声。
まさかね、と思いながら息を飲み込んだ私。
すると相手は怪訝そうに、
「もしもーし?」
この気持ち、伝えられたらなぁ。
カフェでアルバイトすると決めて、私は鞄のうちポケットに手を突っ込んだ。
携帯電話で面接の予約をしよう。
まだ決まっていませんように…!
がさごそと鞄の中をあさる。
メイクポーチ。
弁当箱。
ネイルキット。
一番取り出したい携帯電話が見つからない。
あっれー???
私携帯どうしたんだっけ。
確かに鞄に入れたつもりなんだけど。
地面にしゃがみこんで鞄の中をぶちまける。
ひとつひとつ拾って鞄に入れなおすけれど、携帯電話は出てこなかった。
どこに落としたんだろ。
誰かに拾われてるかな?
私は急いで近くにあるコンビニの外の公衆電話に駆け込んだ。
あの携帯には先生を隠し撮りした写メが入っている。
誰かに見られたらはずかしいよぉー。
慌てて自分の電話番号に電話をかける。
プルルル、プルルル、プルルル。。。
「もしもし」
低くて通る、どこかで聞いたことのある声。
いつも耳が追いかけている声。
いとしい人の声。
まさかね、と思いながら息を飲み込んだ私。
すると相手は怪訝そうに、
「もしもーし?」