Last Prisoner 教師を愛した私
「しかも制服の胸元が開いてて色っぺー♪」

「セーラー服ってそそるよな」

勝手なこと言わないでよ!

そう言って蹴りの一発でもお見舞いしてやりたかったかけれど、もう脚がすくんでしまってその場から動けない。

「ちょっと、俺たちの車の中で課外授業しない♪」

「おー、いいねー、たっちゃん」

たっちゃんと呼ばれたお兄さんは私の腕をつかんだまま、車に引きずり込もうとした。

一生懸命手足をばたつかせて、抵抗するもむなしい。

私はライトバンの中に押し倒された。

嫌だ、やめて!

そんな汚い手で触らないで。

「なぁ、やっちまおうよ」

「そうだなー、じゃあまず俺から。いっただきまーす♪」

セーラー服の胸元からたっちゃんは一気にびりっと破いた。

ブラがあらわになる。

やだ、やだ、やめてよっ!

脚を蹴り上げるけれど、まんまとかわされる。

せんせい、助けて…。

早く、助けて。


不意に何かが頭の中でちかっと光った。

閃光が走ったような感じ。

頭の中に浮かんできたのは、私の下着の中に手を突っ込んで嬉しそうに笑う父親の顔だった。

「いやーーーーーっっ!!」

気づくと声が出ていた。
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