平凡な私の学園生活
雨降る放課後、出会い人
海道君から呼び出されて数日が経った。
同じクラスの人からは、
何の話をしてたの?!
とか、
噂通りの真面目系プリンスだった?
など様々な質問をされました。
しかし、それだけで、今も平和な日常生活を楽しんでいます。
この学園の生徒皆さんは、とてもよい人ばかり。
舞ちゃんから色々な脅しを、というか生徒会に関わった人達の末路を聞かされていたので一時はどうなるかと思いましたが・・・・。
ラッキー、ということにしておきましょう。
「千優~!」
「あっ、舞ちゃん。どうしましたか?雑用ならもう手伝いませんよ?・・・・まだお高いスイーツ奢ってもらってませんし。」
「えっ?そんな約束したっけ?」
「してませんけど・・・・して、ない、ですけどっ!・・・・いや、してます!!」
「ごめんっ!でも、今日は本当に外せない用事があって・・・お願いッ!」
手を合わせて、申し訳無さそうに、かつ可愛らしくお願いしてくる舞ちゃんに、面倒な事だろうとはわかっていても、
「・・・わかりました。」
断れませんでした。
つくづく私って舞ちゃんに甘いなぁと、自分でも思います。
まぁ、後悔はしてますが。