平凡な私の学園生活

「でもまぁ、もしそれが一番楽な競技だったら、たとえ嫌がらせだったとしても、ラッキーじゃない?」

「それは確かに・・・そうですね!」
 

その言葉だけで、少なくとも風邪引こう計画が無くなった程度には、私は前向きになっていた。


少々不安はありますが、きっとなるようになるでしょう!

「生徒会企画がどうなろうと、頑張ってね、千優。」

えっ?

何でそんなに憐れむんですか?

先程も憐れんでましたよね?

「何か、知っているんですか?」

「いーえ。でも私はあえてもう一回言うわ。

頑張ってね、千優。」



・・・・。

やはり、風邪でも引きましょうか。
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