平凡な私の学園生活

さて、水筒とシューズも持ってきましたし、舞ちゃんを応援しに行きますか。

第二体育館、でしたっけ?

まぁ、行ってみましょう。











キャー!!!!

第二体育館の外でも聞こえる大きな歓声。

無意識に遠ざかろうとしていた足を制御し、第二体育館へ入った。




えぇーと、舞ちゃんは・・・




辺りを見回しても人ばかりで、舞ちゃんを見つけるのは困難だろう。

と、思っていた時だ。

ふと視界に入った明るい茶色の髪と、ナイスバディーな彼女は、誰が見てもスカッとするような、強烈なジャンプサーブをエースで決めていた。

誰にも触れさせない、圧倒的スピードとパワーのソレは、鳴り止まない歓声に消されているが、彼女の味方、対戦相手、そして私を魅了した。





凄い、です。

鳥肌が立ってしまいました。

まぁ、女子達の歓声はどうせ生徒会関係のことでしょうから、気にしません。

というか、舞ちゃん、今何勝目でしょうか?

私がここに来るまで、だいたい十五分掛かっていますから、もしかしたら、まだ一戦目かもしれませんね。

まぁ、トーナメント表を見れば一瞬で分かるんですけど。


・・・・えぇーと、舞ちゃんはBチームだったので_____




___って、第二体育館はもう準決勝じゃないですか?!

24チーム程あった気がしたのですが・・・・。 
広さは偉大ですね。

休憩が終われば舞ちゃんのチームと生徒会チームで対戦です。

さて、どちらが勝つのでしょう。

個人的には舞ちゃんに勝って欲しいですけど・・・・難し、そうですよね。
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