平凡な私の学園生活
それはただの雑用です
「千優(チユウ)、今年も同クラよ!!!」
「わーい。」
「コラッ、棒読みで言わないで!」
朝から元気だなー、と舞ちゃんを遠めに見つつ、内心、舞ちゃんと一緒のクラスになれて嬉しい。
だって面倒事押し付けたいし。
「千優と同クラなのはいいんだけど、何で___」
はい、耳をふさいで~
「今年も生徒会の誰かと一緒じゃないのーーーー!!!!!!」
はい、もういいですよ。
えー、去年ですね、私の神的なモブ機能で、仕組まれてるんじゃないかってくらい生徒会と接点もなく、普段会うこともなく、平和に過ごしていたんですよね。
その成果か知りませんけど、舞ちゃんがよく発狂するようになりました。
そして、
「何か千優がいるから生徒会の皆様に会えない気がする。」
真顔でよくそんな事を言われるようになりました。
それでも舞ちゃんは、私の親友ですからね。
全て受け入れましょう!
「千優、手、手を広げないの。」
おっと、勢いに乗りすぎました。