新月の2時間
相変わらず夢なのか幽体離脱なのかわからないけど、何度か経験していく内に、ちょっと怖い事に気付いた。
もしかしてだけど、死んだ人も見えてる
家で離脱を楽しんでる時はなにも見えなかったんだけど、社員旅行で泊まったホテルで、意識しないで寝たのに離脱しちゃって、糸が切れない程度にあちこちの壁をすり抜けて遊んでたんだけど、上の階の部屋で凄いの見ちゃったんだ。
白髪の爺さんが目を真っ赤にして
寝てる男を何度も刺してた。
かと思ったら
刺されてた男が僕の方に凄い勢いで迫ってきた。
殺してやる!
って叫びながら迫ってきた。
刺してる白髪の爺さんは僕に気付いてない。なぜか刺されてた男が向かってきた。
怖くて怖くて、もう必死で自分の糸をたぐって、体に戻った。
朝、目を覚ました時には鮮明にさっきの場面が目に焼き付いてて本当に恐ろしかった。
あれがもし夢なら今日は平和に終わる
あれがもし現実なら事件になるだろう
と少し冷静に考えてた。
もし現実ならこの幽体離脱は本当なんだと確信できる。
怖さの反面、少しワクワクしていた。
もしかしてだけど、死んだ人も見えてる
家で離脱を楽しんでる時はなにも見えなかったんだけど、社員旅行で泊まったホテルで、意識しないで寝たのに離脱しちゃって、糸が切れない程度にあちこちの壁をすり抜けて遊んでたんだけど、上の階の部屋で凄いの見ちゃったんだ。
白髪の爺さんが目を真っ赤にして
寝てる男を何度も刺してた。
かと思ったら
刺されてた男が僕の方に凄い勢いで迫ってきた。
殺してやる!
って叫びながら迫ってきた。
刺してる白髪の爺さんは僕に気付いてない。なぜか刺されてた男が向かってきた。
怖くて怖くて、もう必死で自分の糸をたぐって、体に戻った。
朝、目を覚ました時には鮮明にさっきの場面が目に焼き付いてて本当に恐ろしかった。
あれがもし夢なら今日は平和に終わる
あれがもし現実なら事件になるだろう
と少し冷静に考えてた。
もし現実ならこの幽体離脱は本当なんだと確信できる。
怖さの反面、少しワクワクしていた。