タオピノ

「ピノー。近道して帰ろうぜー。」

「おー?いいぞ。じゃあそこ曲がるか。」

ピノが指さした先は細い一本道。ふたりは何気にでかい体の癖してスススと入っていきます。

「なぁ、なんでピノは委員長のこと好きなん?」

「(;-ω-)ウーン誠実なんだよ彼女。いいところいっぱいあるんだ(*^^*)」

「へぇ。ちなみに告白する気は無いんですかー。」

「・・・えっ。今のところは・・・ない。」

「・・・えっ。告白しろよ。面白くないやん。さっさとくっつけばいいのに。完璧に委員長もピノのこと好きだろう?」

そう言ってタオは前を向いた。細い一本道の先を。・・・ピタッ・・・タオが急に止まったのでピノがぶつかる。

「タオ!急に止まる・・・な・・・って。タオどうかしたか?」

タオが指を指している。ピノがその先を見てみると・・・

「ここ・・・どこだ・・・?」

そこは不思議な世界でした。
< 5 / 13 >

この作品をシェア

pagetop