ポプリ
その日、地球に帰る前に野菊に呼び止められた。
「あっ、リプニーちん、これ良かったら貰って」
リボンの巻かれた大きな白い布袋を手渡される。
「なんですか?」
「頑張るリプニーちんのための戦闘服だよぉ。私がデザインしたの。かわいく作ったから是非着てみてね!」
「ええっ、色々していただいてるのに、更にこんなものまでいただいて……本当にすみません」
「いいのいいの。子どもたちがお世話になってるお礼だから」
じゃ、と野菊は去っていった。
リプニーはほくほくしながら家に帰り、貰った包みを開けてみた。
どんな戦闘服だろう。エージェントの自分に合わせたシックな感じだろうか。それともミルトゥワの人々が来ているような、ファンタジーな感じだろうか……。
なんて思いながら服を広げてみて、固まった。
薄いピンク。美しい刺繍。……の、ブラとパンツ。しかもヒモ部分が多すぎる。しかも透けてる。上に羽織るキャミソールもレース使いがとても上品で美しい。でもヘソ丸出しの短い丈。そして当たり前のように透けている。
(夜の、戦闘服っ……!)
こんなの着る機会はありません! とリプニーはクローゼットの奥にしまい込んだ。
◇
マリちん以来の良い乳に出会えて、野菊ちゃんの創作意欲が掻きたてられた模様。
リプニー先生の修行はひとまずここまで。
「あっ、リプニーちん、これ良かったら貰って」
リボンの巻かれた大きな白い布袋を手渡される。
「なんですか?」
「頑張るリプニーちんのための戦闘服だよぉ。私がデザインしたの。かわいく作ったから是非着てみてね!」
「ええっ、色々していただいてるのに、更にこんなものまでいただいて……本当にすみません」
「いいのいいの。子どもたちがお世話になってるお礼だから」
じゃ、と野菊は去っていった。
リプニーはほくほくしながら家に帰り、貰った包みを開けてみた。
どんな戦闘服だろう。エージェントの自分に合わせたシックな感じだろうか。それともミルトゥワの人々が来ているような、ファンタジーな感じだろうか……。
なんて思いながら服を広げてみて、固まった。
薄いピンク。美しい刺繍。……の、ブラとパンツ。しかもヒモ部分が多すぎる。しかも透けてる。上に羽織るキャミソールもレース使いがとても上品で美しい。でもヘソ丸出しの短い丈。そして当たり前のように透けている。
(夜の、戦闘服っ……!)
こんなの着る機会はありません! とリプニーはクローゼットの奥にしまい込んだ。
◇
マリちん以来の良い乳に出会えて、野菊ちゃんの創作意欲が掻きたてられた模様。
リプニー先生の修行はひとまずここまで。